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PETIT VOYAGE〜ママプレナー®柳澤由香のワーク&ライフスタイル

初公開!ママプレナーズを立ち上げるまでの背景(前編)| 柳澤由香のblog #010

初公開!ママプレナーズを立ち上げるまでの背景(前編)| 柳澤由香のblog #010

 

みなさまご無沙汰しております! 「ママプレナーズ」代表の柳澤由香です。ブログの更新がすっかり滞ってしまいましたが、ようやくプライベートも諸々落ち着いたので、近況も兼ねてご報告させてください。

・ママプレナーズを立ち上げるまでの背景

・なぜママプレナーズをスタートさせたのか?

・これからママプレナーズをどうしていきたいのか?

上記3つについて、前編・後編で初公開します!

 

[関連記事]

ママプレナーズを立ち上げた理由と目指すもの(後編)| 柳澤由香のblog #011

私と両親との、新しい関係 | 柳澤由香のblog #007

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ワーク&ライフバランスで悩む20代

私は共働き夫婦の家庭で生まれ育ちました。母親が音楽の教員だったこともあり、3歳からピアノをはじめ、中学生からはピアノに加えて声楽も始めました。音大に進むことも考えましたが、親に敷かれたレールに乗り続けることに疑問を抱き、17歳で別の進路を選択し、18歳で上京しました。友人の紹介で出会い、19歳から付き合っていた元夫と、22歳で社会人になると同時に電撃結婚しました。

港区の白金で新婚生活をスタートし、当時はプライベートが一番大事!仕事は2番でしたが、とても幸せな毎日を送っていました。ところが、当時自営業(フリーランスのウェブデザイナー)の元夫は仕事もプライベートも充実させ、毎日楽しそうな日々をおくるのを見て”もっと仕事を充実させたい!”と考えるように。子どもの頃から「手に職をつけなさい!」という両親の言葉を思い出し、自分自身を見つめ直し、旅行の国家資格を取得し、転職することを決めました。子どもの頃から音楽だけ頑張っていれば良いと言われてきたので(という記憶)、勉強は一生懸命頑張りませんでした。ところが、人生で初めて(笑)勉強を頑張った結果、模試は全国で10番以内、本試験も90点以上で一発合格(一般・国内の両方)。その1ヶ月後には大手旅行会社への内定も決まりました。音楽が生活の一部だった今までの人生が、自分自身で選択し、それをやりぬいた事で自信がつきました。遅ればせながら、23歳から私の人生はどんどん変わっていきました^^

旅行会社に転職をし、やりたい仕事についたものの、今度はワークライフバランスで悩むように。仕事は楽しいけれど、残業がとても多く、今度はプライベートの時間が減ることで、パートナーが不満を持つように。結局結婚生活が1番大事だった私は、念願の仕事についたものの、「もう無理かも・・・」と1年で退職してしまいました。その後、自分のやりたい仕事もそこそこできて、結婚生活のバランスが保てる仕事を選び転職。旅行会社でハードに働いていた頃に一旦パートナーシップが崩れましたが、またお互いの気持ちが戻り、しばらく経ってから子どもが欲しいと考えるようになりました。たまたま良い物件に出会い、港区の三田に新居を購入、その数ヶ月後に妊娠が発覚、29歳で双子の女の子を出産しました。

ワーク&ライフバランスで悩む20代

暗黒の専業主婦期

双子達が生まれてから、生活は一変しました。初めての子育てで(しかも双子><)、実家の両親は共働きでは長野在住。元夫はフリーランスからIT系広告代理店の役員として働きはじめていたため、帰宅時間が深夜過ぎ、明け方が当たり前で、週末はミーティングや接待。妊娠中も飲み会や残業などで帰宅が遅かったけれど、子どもが産まれたあとも、その生活は変わりませんでした。子どもを一番に考えて欲しかったので「今の働き方を変えて欲しい!」「協力をして欲しい!」と話し合いの場をつくってもらうよう伝え続けましたが、約束していた週1回の夜ご飯も12回続いただけで、結局なくなりました。

出産の半年前に仕事をやめたので、専業主婦として子育てと家事に専念し、全て自分でやろうと頑張ろうとして、いつのまにか孤独になっていました。そんな時、義母が「ひとりで全て抱えこまず、もっと家族を頼っていいんだよ」と声をかけてくれました。その言葉のおかげで笑顔を取り戻せた一方、パートナーシップで悩む日々が続きました。22歳で結婚し29歳で出産をしてから、お互いが望む結婚生活・家族のあり方は、いつのまにかズレていきました。私が「働きたい!」と望む一方で、元夫は「専業主婦として、3年間は子育てに集中してほしい」と望んでいました。自分が働きたかった理由は「将来、夢や希望を持てる大人に育って欲しい!」「双子たちにもチャレンジができる環境を作ってあげたい!」その為には十分な養育費(しかもふたり分!)が必要であり、自分自身も働いている後ろ姿を、自分の母親がそうであった様に、子ども達に見せて行きたいと思ったからです。

専業主婦となると、自分の収入がなくなり、自由に使えるお金がなくなるのはもちろん、収入による家庭でのパワーバランスができます。「言いたいことが言えない、嫌われたくないから言えない」の負のスパイラルに陥りました。また、自分自身の思い込みによるものも大きく、家事も育児も女がやるものだと思い込んでいて、自分自身ですべて背負い込んでいたところがありました。

暗黒の専業主婦期

子育てとパートナーシップで悩む、ワーキングママ期

このまま考えているだけでは、何も変わらない状況を変えるには、「行動するしかない! 」。不安もありましたが、就職活動をスタートさせました。双子が2歳になる数ヶ月前から就職活動&保育園探しを開始。タイミング良く、なんとか認証保育園に入園。「3歳になるまでは家にいて欲しい」という元夫の気持ちを優先し、妊娠から2年半専業主婦をしていたものの「 もう限界・・・ 」。

当時、私の働く選択肢には、正社員か派遣、パートしかありませんでした。週3日の派遣からスタートし、無事社会復帰をするものの、そのうち単調な仕事にやりがいを感じられなくなり、働きながら正社員の仕事を探すように・・・。数ヶ月の就職活動の結果、某総合リゾート運営会社に正社員で内定しましたが、フルタイムで働くことに対し、元夫とその両親の理解を得られず辞退・・・。週3日のパートタイムの仕事であればということで、働く事をしぶしぶ理解してもらえ、某企業の立ち上げメンバーとして、新しい職場で仕事を再開しました。立ち上げメンバーというのもあり、今まで忘れていた仕事への情熱、多くの方々との出会いにより、ふたたび世界が広がって行きました。仕事にも慣れた頃『子ども達と一緒に学びや体験ができる場所』が欲しいと思う様になり、個人事業で親子向けワークショップもゆるく始めました。そのうち、ワークショップなどを通じて、多くのフリーランス、会社経営者やママプレナー(ママ+起業家)に出会う様になりました。長かった2年半の暗黒の専業主婦期から、ようやく抜け出すことが出来た頃でもありました。

仕事が楽しくなってきた頃から、育児も心から楽しめる様になってきました。その反面、元夫との関係性が更に悪化しました。お互いが望む結婚生活にズレや価値観の相違、そもそも家族の時間をとることも、夫婦で過ごす時間も取ることが出来ず、完全にコミュニケーション不足が原因でした。修復しようと頑張って来ましたが、すれ違いの期間は長すぎ、もう歩み寄ることも出来ず、実家のある長野県に戻ることを決意。ママプレナーズを立ち上げる前は、自宅や会社のある港区を中心として活動をして行こうと考えていましたが、計画通りにはいかず、長野にUターンをする事に。別居をしてから18ヶ月、20172月、約15年の結婚生活を終え、私たちは正式に離婚しました。今は家族や周囲のサポートを受けながら、育児と仕事のバランスを図り、楽しく毎日を送っています。住まいは長野県に移しましたが、会社は港区に残したまま、月に5-6日は東京滞在をさせてもらい、事業を続ける事が出来ています。改めて、女性が育児と仕事をムリなく継続していくためには、パートナーや家族・周囲のサポート(精神面も含め)が必要だと痛感しています。

子育てとパートナーシップで悩む、ワーキングママ期

後編へつづく

ママプレナーズを立ち上げた理由と目指すもの(後編)| 柳澤由香のblog #011

 


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