ナッツといえば…?
お酒のおつまみのイメージが強いかもしれませんね(笑)ですが、おつまみとしてだけでは勿体無い程の栄養が詰まっているのです。例えば、アーモンドのビタミンEは、かぼちゃの約5倍含まれていますし、食物繊維はキャベツの約5倍もあるんです。さらに、血液をサラサラにするオレイン酸も豊富で栄養価がとにかく高いのです!天然のサプリメントとして、日々の食事に取り入れられるといいですよね!
ナッツの種類
様々な種類がありますが、定義としては「硬い殻で覆われた木の実」だそうです(笑)
アーモンド…
抗酸化作用がありアンチエイジング効果のあるビタミンEが豊富であり、また脂肪燃焼に欠かせないビタミンB2や食物せんいも豊富なため、ダイエットにも効果的です。
クルミ…
成分の7割は脂肪で、健康に良いとされるオメガ3脂肪酸がナッツの中では最も多く含まれています。これは、動脈硬化を防ぎ、コレステロール値や中性脂肪値を下げるなど、生活習慣予防に効果的です。
カシューナッツ…
亜鉛や鉄などのミネラルが豊富で、オレイン酸もたっぷりです。ナッツの中で最も糖質が高いので、エネルギー補給には最適ですが、ダイエットには向かないです。
ピスタチオ…
他のナッツよりやや小ぶりながら、栄養価は高く「ナッツの女王」とも呼ばれるほど。塩分を排出する作用のあるカリウムが豊富な為、高血圧予防の他、むくみ解消にも効果的です。
マカダミアナッツ…
脂肪の割合が75%と高いが、その多くはカラダに良い不飽和脂肪酸で、中でも脳卒中などの疾患や肌荒れなどに効果のあるパルミトレイン酸が他のナッツに無く。唯一含まれます。
ヘーゼルナッツ…
脂肪は豊富ですが、炭水化物やタンパク質もバランス良く含まれており、オレイン酸はアーモンドの1.6倍で、マグネシウムなどのミネラルも豊富なんです。
いずれも脂肪分は多く含まれていますが、その脂肪は生活習慣病の予防にも良いとされる不飽和脂肪酸で、適度に摂取することで美容にも健康にも、良い効果が期待出来ちゃうんです♪
驚く健康効果!!
ダイエットの他、メタボや高血圧の予防に!
不飽和脂肪酸は、マグロやサンマなどの魚やオリーブオイルやごま油などにも含まれる脂質です。これは牛脂やバターのように常温で固まる脂とは違って、体内でも固まりにくい脂で、オメガ3と6あり、血中の中性脂肪やコレステロール値を下げたり悪玉コレステロールを減らす効果のある「健康に良い脂」なのです。
美肌・老化防止、さらには整腸作用も!!!
シミやシワは、カラダの酸化と糖化が原因です。
酸化は…紫外線やストレスによって増えすぎた活性酸素が原因で、これを防ぐ効果を発揮するのが、ナッツに多く含まれるビタミンEなんです。糖化は…体内の余分な糖とタンパク質が結びついてできるAGEという老化物質が原因で、アーモンドを摂取することで減少することが分かっています。
さらには…!!!ナッツに多く含まれる食物繊維は水に溶けない不溶性で、胃や腸で水分を吸って膨らみ、腸のぜん動運動を活性化させるので、毎日食べる人は便秘が解消されます。
摂取する上での注意とは…
どんなに良いものでも食べ過ぎると良くない…
食べ過ぎは肥満の元に!
ナッツは脂質が多い為、少量でもカロリーが高く、食べ過ぎれば肥満の原因にもあります。ナッツなら、1日25g程度、アーモンドなら1日25粒程度がベストです。それ以上の毎日の摂取は注意して下さいね。
素焼きで無塩のものを選びましょう!
味が付いているとついつい食べ過ぎてしまいますので、食塩が加えてあったり、揚げていないものを選ぶことが重要です。
酸化していない新鮮なものを…
不飽和脂肪酸は酸化しやすいため、古くなったものは健康・美容ともに逆効果となってしまいます。保存は高温多湿を避け、密閉容器に入れ冷蔵庫で保管するようにすることが大事です。
最後に。
手っ取り早く取り入れる方法としては、まず小腹が空いた時につまむものとして、常備してみるのがいいかもしれないですね!上記に挙げたように、健康と美容にも良いので、是非この機会に、普段の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
MP choice!次回は、22弾「美」です。今回紹介した「ナッツ」は、美容にも良い効果があるので、ナッツを取り入れた食事やレシピの紹介をしたいと思います〜お楽しみに!
Fin.