Q1:今回紹介していただける本は何ですか?
由香さん:20代はたくさん本を読みましたが、特に25歳〜30歳までは、ビジネス書や自己啓発本、心理学などの本を中心に読んでいましたね〜。引っ越しをきっかけに、売ってしまったり、本箱にしまったままだけど…その中でも影響を受けた1冊は「感情力」という本です。
内容、著者は…
怒り、羨望、喜び、悲しみ、羞恥、嫉妬、恐怖、恋愛…人は誰しも日々さまざまな感情を抱きます。ですが、これほど扱いに困るやっかいなものはないのです。いったいどのようにコントロールすればよいのか?精神科医のコンビが、豊富な実例や図表、楽しいコラムを交えながら、感情のメカニズムを平易に解説しています。“感情力”を高めて、それぞれの感情とうまくつきあっていく方法を具体的にアドバイスし、感情のもつれから来る人間関係のトラブルを避けるために、あるいは、自分自身とうまく折り合いをつけるために必読の一冊になります。
著者/編集
・ルロール,フランソワ-Lelord,Francois
精神科医。ネッケル病院の医長を務めたあと、カリフォルニア大学で行動療法を学ぶ。職業的なストレス予防の分野で企業の顧問医を務めている。
・アンドレ,クリストフ-Andr´e,Christophe
精神科医。トゥールーズの大学で精神医学を学んだあと、パリのサン=タンヌ病院に勤務。社会恐怖症および集団精神療法の専門家で、企業の顧問医も務めている。また、パリやボルドーなどいくつかの大学で講座を持っている。
(「BOOK」データベースより)
Q2:由香さんが、その本を購入しようと思ったきっかけは?
由香さん:パートナーとの関係がうまくいかなくなったことがきっかけですね。何かがうまくいかなくなると、自分自身が嫌なことを考えたり、想像をする癖があることに気づきました。25歳位から自分自身の感情をコントロールする矯正をし続け、現在では自分の感情を知り、コントロール出来るようになったように感じます。
Q3:どんな時に読み返したりしていますか?
由香さん:うまく感情をコントロールできなかった時に、読み返して自力で矯正していました。
Q4:オススメしたいと思う理由は?
由香さん:自分自身の感情をコントロール出来るようになると、自分主体で生活をおくることができるようになります。嫌な気持ちになったり、ストレスが溜まってネガティブな感情になっていたら、楽しい事をして気持を切り替える必要があります!ビジネスでもライフスタイルでも、自分自身の感情をコントロール出来る事で、マイナスの感情をプラスにする事も出来ますよね。
Q5:最後に、どんな人に読んで欲しいと思いますか?
由香さん:経営者やリーダー、親となる人には是非読んで欲しいと思います。
由香さん、有り難うございました!!!!
今回紹介頂いた本の筆者クリフト・アンドレの出している本は、探してみると他にもたくさんあります。私Samanthaが気になるところでは、「自己評価のメソッド-自分とうまくつきあうための心理学」、「自己評価の心理学-なぜあの人は自分に自信があるのか」、「こころのレシピ-幸せと不幸のルール」などですね。本屋に行きリード文を読んでみると、どれも精神科医の心理学を用いて書いている本なので、どちらかというと内容としては”難しい”ように感じました。自分を見つめ直し、他者との向き合い方や、自己自律で感情コントロールをしたい人にとっては、改善の「秘訣」が書かれているよに思えました。サラッと読むというよりは、じっくり読む!といった本が多いように感じましたので、是非時間をかけ読んでみてはいかがでしょうか。
次回は、「食」についてです。お楽しみに!