第4弾 【前編】 健康・幸福・運の決め手は「体温」だと思う!その理由は…
何かしら病気になる人は、例外なくカラダが冷えているそうなんです。私自身、冷え性ではありませんでしたが、「潰瘍性大腸炎」と言われた時から毎日体温を測っていましたが、気付けば基礎体温が34.7℃前後、高くても35.8℃でした。東京の病院に通っていた頃の女医さん曰く…「近年、体温が36度前後の方が圧倒的に多く、35度前後の方もいるから…。冷えは病気の入り口だから、冷えをとることが健康へ直結しているんですよ。まずは、冷えを改善しましょう。」と言われました。これは、カラダの中で、酵素が一番活発に動くカラダの体温は37~38℃。これ以下だと、働きが低下してしまい、がんの発症リスクが高まったり、肥満になりやすくなったりするそうです。体温が低いと、血液の流れも悪くなるので、肌荒れ、しわ、肩こりや腰痛などの様々な不調も起こりやすくなるそう…成人になって、健康を維持する理想的な体温は、36.5℃~37.0℃と、意外にも高めなんです(笑)。
当時は、働くことも出来なくなり、入院と退院を繰り返していました。しかし、微熱だと思っていた体温が、私には合っていたようで…今では、36.7~37.3℃の体温で、普通に仕事をして、生活が出来るまでに体調を取り戻せました。必ず高い温度がいい!というわけではありませんが、それまでの経験からも「冷え」が健康に良くないことは分かりますよね。
自覚のない「隠れ冷え性」に注意
私自身、「冷え」に気付かず…気づいた時には、病気になっていましたので、早く気付くことも必要だと思うのです。入院を繰り返していた時期に、「寛解期(良いとき)」・「再熱期(悪いとき)」の変化を約2年間、記録していました。東京で通院していた際、かかりつけの女医さんと一緒に、体調の変化が分かるチェックリストを作りましたので、ぜひ試してみてください。
いかがだったでしょうか?
当てはまる項目が1つでもあって、その場所を温めることで改善した場合は、「隠れ冷え性」の可能性が高いです。「冷え」は、諸病の根源です。今は病気でなくても、様々なカラダの不調を抱えている可能性があります。
「女性は冷やしていけない」と、よく祖母に言われていました…ですが、通勤の電車、デパートやスーパーの中、外は暑いのに室内の冷房が強いことも多く、体温調整も難しいと感じていました。それに、アイスクリームや冷たい飲み物も季節関係なく、よく飲んでいましたね。病気になって初めて、祖母に言われた言葉や、女医さんの話をしてくれた事を思い出しました。そこで、「とにかく温めてみる!」から始めてみました。心の中では…「それでよくなったらお薬要らないじゃん!」と思っていましたが、藁にもすがるつもりで「温活」を始めました。足先と手先の「冷え」が感じられなくなったころ…改善がみられはじめての「寛解期」に入ることができました。薬を変えたわけでもなく、急に「寛解期」に入ったので、担当の女医さんも、初めは驚かれました(笑)。ですが、「冷えを改善し、体温を上げる!」の言葉通り、色々試してみている最中で改善が見られたので、女医さん自身も「やっぱり~!」という反応でした。
カラダの不調を感じる方、病気予防の為にも、まずは「温める習慣=温活」を取り入れてみて下さい。
「冷え」と関係の深い不調
頭痛・肩こり・腰痛
カラダの筋肉が硬直し老廃物を排出できず血行が悪くなります。スムーズに動かすことが出来なくなることが要因
婦人科系トラブル
「血」の不足や、巡りの悪化により妊娠しづらくなり、生理痛悪化、生理周期に乱れが起こるなど
下痢・便秘・膀胱炎
内臓が冷えると、まず腸の動きがダウンし、下痢しやすくなったり、腸の動きが悪くなることで便秘がちに…。
不眠
就寝時は、脳の動きを低下することで眠りにつけます。しかし、足先など冷えていると、脳の血流が減少しにくいため眠りにつきにくく寝不足に…。
イライラや落ち込み
冷えは、精神的な要因とも関係しており、ストレスや悩み、不安、緊張が続くと、体温調節機能が上手く動かず冷えが悪化していきます。
「冷え」を解消するためのキーワード
①自律神経・・・交感神経と副交感神経の2つの自律神経のバランスを整える!
②血流・・・血液循環をよくすることは、「冷え」解消の基本!尚、コリを無くす!
③運動・・・筋肉を動かすことで熱が生み出され、カラダが温まります。
※また運動は、筋肉のコリをほぐし血流を改善したり、偏った自律神経のバランスをリセットする働きもあるそうです。
④食生活・・・食事でとったエネルギーで熱が作り出されます。タンパク質は、熱を生み出すパワーが強いのでしっかり摂れると良いですね。
前編のまとめ
体温は心にも影響し、体温の高い人ほどストレスを感じにくく、幸福感が高い上にプラス思考になれる傾向があるので、運の強さも感じられるそうです。「冷え」を少しでも感じている人は、注意が必要かもしれません!私の病気も元は「冷え」だけではないと思いますが、「冷え」を改善するだけでも、改善への道が開けました。昔の人が「女の人は特に冷やすのは良くない」と言うのには、一理あると思うのです。是非、みんなで「温活生活」をしていきましょう!後編では、私が実際にやってみて効果のあったモノを紹介します。持病持ちになってしまった私が、5年掛けて色々試してみて効果を感じられた方法や、気持ち的に楽になったものをお伝えしたいと思いますので、次回も是非チェックしてくださいね。