Q1:事業を始めようと思ったきっかけは?
もともと「一生続けられる仕事をしたい」という気持ちが、20代後半からありました。何が出来るか考えた時に「スポーツ」「子ども」というキーワードがいつも頭にあり、子どもが生まれてからは、「地域」という言葉がそこに加わりました。
>どうしてその分野での事業を考えたのか?
事業を考えたというよりは、流れに任せていたら「地域でチアリーディングを教えてほしい」「総合型地域スポーツクラブのマネージャーをしないか」という話しが来て、現職についた流れになります。1年前にNPO化した理由は、次世代に安全なカタチで、引き継ぎたいという思いからです。信用問題や行政と関わる仕事を受けるにあたって、人や地域を変えていく点では「将来スポーツに関わる仕事をしたい」と、考えている子ども達もいるからです。
>なぜ今の場所を選ばれましたか?
まだ、この事業を始める前、いつも車で通っていた時に「ここを借りて何かしたいな~」と感じた場所でした。事業を始めてから半年くらい経過して、翌年の事業計画を立てた時に、家賃を予算計上したところ「何とかやっていけそう」という確信があったのと・・・一番は家から近くて、子どもの学校から近かったからですね。子育てしながら続けるに、好条件が揃っていたのが決め手です。
Q2: 事業を始めるに当たって、知識などはどのように集めましたか?
事業を始めるための本などを読みました。事業を追行する以外に「専門知識を身に着ける」「資格を取る」などの自分で出来そうなことは、まずやってみました。
Q3: 事業を始める事を決めてから実行するまでの間に、不安や葛藤はありましたか?
以前勤めていた職場では、ちょうどその年度で配置換えが予想されたことや、すでに始めていたチアリーディングのチームの活動もだんだん軌道に乗ってきたと同時に、新しい事業を任せたいという声がかかったこと。タイミングが合致していたので「やるしかない」という覚悟しかありませんでした。
> その不安や葛藤をどのように乗り越えて来ましたか?
先に述べたような流れがあったので・・・乗り越えるというよりは、「乗り越えよう!」「問題が起こったらその都度解決しよう!」と思い乗り越えてきました。
>その背景にある出来事や、影響を与えられた人、物、本などはありますか?
一番の学びや影響力は、 チアリーディングの子どもたちからの 気づきです。日々、毎回、何らかの新しい発見を与えてくれています。影響を受けた本は、船井幸雄さんの「本物になるくせづけ」は、今もたまにめくると元気が出ます。はっとりみれいさんや吉本ばななさんの本からも、いつも元気をもらっています。私にとって、本は好きな時に好きな場所で自分と向き合うには、最適なツールです。
Q4:事業を始めて、最初の仕事について教えて下さい。
最初のお客様は、電話で問い合わせがあり一度は断ったのですが、その後またアプローチがありました。「チアリーディングを子どもたちに教えて欲しい&チラシもできたのでお願いします」と言われ、5名からスタート。その後、12名から23名に増え、リトルクラス・ジュニアクラス・シニアクラスで全70名が所属しています。
>どのように契約(購買)に繋がったか?
10年前に始めたチアリーディング。ほとんど広告はせず、口コミで広がりました。
Q5: 事業に関して相談する相手はいますか?(メンターやアドバイザーなどの存在)
事業に関して言えば、スタッフにはよく相談すると思います。「どう思う?」という感じで・・・わりと雑談の多い職場ですね。みんなそれぞれの立場で、真剣に考えてくれるので助かっています。
Q6: 家族の協力は?
「仕事を辞める」「代表になる」などの重大な決断では、相談していますが・・・細かいことは、あまり相談していないほうですね。同居している夫の両親が、家事や育児を手伝ってくれています。
Q7: 自己資金は幾らくらい準備しましたか?
基本的には、準備していません。
Q8:今までどのようなお仕事をされてきたのか、教えて頂けますか?
体育系大学を卒業してからは、私学幼稚園の体育教諭を5年間。それから半年間は海外で、ミュージカルをしながらホームステイをする国際交流プログラム(アップ・ウィズ・ピープル)に参加。23の家庭を見てきたことは、良い経験でしたね。その後、温泉宿泊施設でフロント業務に携わったり、公社の職員として体育行政に携わる仕事をしたことは、今の仕事にも繋がっています。
Q9:1日のスケジュールについて教えてください。
お仕事のある1日・・・
Q10:起業をするにあたり、必要と考える要素3つ教えて下さい。
覚悟 健康 感謝
Q11:これからの目標について教えてください。
今までは、特定の施設を持たずに、出張講座を行うというスタイルで、事務所のみを構えてやってきました。2年後を目標にクラブハウスを建設し、様々な人が集える、オリジナルのスポーツクラブコミュニティスペースを作りたいと思っています。カフェや購買スペース、子どもたちが学校帰りに安全に過ごせるようなあそび場、学びの場を確保したい。今までにはなかった、多世代が気軽に集えるうえだミックスポーツの子ども達は、「チアリーディングでいつか世界1位になりたい!」と言っているんです。私も、その夢を叶えるための後押しをしたいですね。
Q12: 普段持ち歩いているカバンの中を見せてもらってもいいですか?
クールな雰囲気からは想像できなかった、可愛らしいグッズが潜んでいました☆
荒川さん、有り難うございました!!!