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WORKSTYLE & LIFESTYLE育児と仕事を両立するためのヒント

#040 つなぐひと・キャリアコンサルタント|Mompreneur®Profile

ママプレナー®のワーク&ライフスタイルを知りたい!

ママプレナー®のワーク&ライフスタイルを知りたい!

「これから事業をやりたいけれど、私ママだけどできる……?」

「子育てと仕事の両立って本当にできる……?」

「家族やパートナーの理解を得るには……?」

 

そんな疑問や不安を抱える女性のために、子育てをしながら事業(会社経営、個人事業、フリーランスなど)をする

=「ママプレナー®」の方々の、リアルなお話を伺いました!

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Q1 : 事業を始めようと思ったきっかけは?

Q2: 事業を始めるに当たって、知識などはどのように集めましたか?

Q3: 事業を始める事を決めてから実行するまでの間に、不安や葛藤はありましたか?

Q4: 事業を始めて、最初の仕事について教えて下さい

Q5: 事業に関して相談する相手はいますか?(メンターやアドバイザーなどの存在)

Q6: 家族の協力は?

Q7: 自己資金は幾らくらい準備しましたか?

Q8: 今までどのようなお仕事をされてきたのか、教えて頂けますか?

Q9: 1日のスケジュールについて教えてください

Q10:事業を継続するにあたり、必要と考える要素3つ教えて下さい

Q11: これからの目標について教えてください

Q12: 普段持ち歩いているカバンの中を見せてもらってもいいですか?

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Profile

貫名 茜 (Nukina Akane)

年代:30代/ご出身・お住まい:和歌山県和歌山市 /家族構成:息子(小3)と二人暮らし/家事・育児のサポーター:家事は息子と食洗機とルンバ、育児は息子の友人達と、実家の母親(徒歩10分程度)と、ママ友&スタッフ/事業内容:子育てママのワークとライフを応援!つどいの広場の運営、女性の再就職支援事業、ホッピング登録ママ講師運営等、地域社会とママ達をつなぐ活動/会社(店舗)所在地:和歌山県和歌山市/事業年数:6年(法人化してからは3期目)/社員とアルバイトの人数:パート職員10名、子連れ有償ボランティアスタッフ4名

NPO法人ホッピング理事長、わかやまNPOセンター理事。自分自身が子育てをする中で、和歌山のママ達が必要としている子育て支援をしたいと思うようになる。2011年に内閣府「社会的企業創業支援ファンド」に採択され、子育て世代が集まるコミュニティカフェ「おしゃべり広場ホッピング」を立ち上げる。現在は、つどいの広場事業「ドレミひろば(和歌山市子育て支援課委託事業)、子育てママの再就職支援部門として、「ママジョブ応援ナビ事業(和歌山市子育て支援課委託事業)」ママカレッジ等のセミナーも開催。また、起業するママを対象とした「ママ講師登録」、「ママ講師アカデミー」も運営する。

◆公式ホームページ

 

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⒈ 事業を始めようと思ったきっかけは?

「茜ちゃん、なんかおもしろい場所作ってよ〜!」とママ友に言われたのが最初のきっかけです。2009年3月に息子を出産し、母親となって、他のママたちが社会と接点がなく、それぞれ孤独に子育てをしているように感じていました。(自分自身は子育ての悩みはそれほどなく、気楽に子育てを楽しんでいた)当時、地元に親子カフェができ、ママ友と行ってみたけど、なんか違う。地域の子育て支援センターや広場に行っても、なんか違う。その「なんか違う」はみんな思っていたけど、誰も何もしない。子育て支援と親子カフェが一緒になった場所『子育て世代が集まるコミュニティカフェおしゃべり広場ホッピング』が頭に浮かびました。(2010年秋頃)

>どうしてその分野での事業を考えたのか?

保育者養成校を卒業後「仕事にするにはなんか違う」と感じ一般企業へ就職をしましたが、保育士や幼稚園教諭以外の子育てに携わる仕事をしたいと、ずっと考えていました。母となり、未就園児をもつママ支援を仕事にしたい!と思うようになりました。

Q2: 事業を始めるに当たって、知識などはどのように集めましたか?

1年間はリサーチに時間を使いました。気になったイベントや講座に参加し、人の属性を観察したり、今の和歌山を知ることから始めました。ファミリーサポートセンターの研修に参加し、子育て支援について学び、ベビーマッサージやチャイルドマインダーの資格を取得しました。パートナーがウェブ制作会社勤務だったこともあり、ブログを作ったほうがいいとアドバイスを貰いました。また、自分自身がネット人間だったので、自分の子育てと和歌山の子育て・イベント情報を載せるブログを始め、気になる人のブログを読んだりしましたね。

Q2: 事業を始めるに当たって、知識などはどのように集めましたか?

Q3:事業を始める事を決めてから実行するまでの間に、不安や葛藤はありましたか?

自分のやりたいことが人生の中で初めて見つかったので、やること自体には不安や葛藤はありませんでした。楽しい日々で、生活の視点も変わりました。資金面については少し不安がありましたが、なんとかなるだろうと思っていました。母親が商いが好きではなかったので、話すことをためらっていましたが、お金の道筋を説明すると、意外とすんなり受け入れてくれました。

>その不安や葛藤をどのように乗り越えて来ましたか?

不安や葛藤は特にありませんでした。「わたしのやりたいことって、地域の課題ちゃうん、社会の課題ちゃうーん!」と思い、ネットで色々検索していました。そこで、社会の課題解決に取組む、かつ実績のない個人に起業支援金をくれるという、内閣府実施の「社会的企業創業支援ファンド」を見つけました。慌てて事業計画書を作成・提出し、無事軍資金200万円を獲得することに。精算払いではありましたが、事業の本質を見つめなおすことが出来て、とてもよい学びとなりましたね。

>その背景にある出来事や、影響を与えられた人、物、本などはありますか?

ファンドの支援を通じて、全国の社会起業家のたまごや先輩達とのネットワークが出来ました。普段は音楽を聴いたり、マンガを読むことで、そこからヒントを得ていましたね。

Q4:事業を始めて、最初の仕事について教えて下さい。

テナントを借りて拠点を作ることは決めていたので、その前にニーズを肌で感じるために、カフェを日中貸し切って、1日限定で親子カフェ&音楽コンサートを開催しました。これは、「子連れでゆっくりご飯食べられないよね〜」「子連れでコンサート行けないよね〜」という声から、それらすべてを親子で一緒にかなえられる日を作ろうと思い、開催しました。参加者は80名を超える親子が集まり、大盛況で終える事が出来ました。

>どのように契約(購買)に繋がったか?

拠点が出来てからは、会員制の親子カフェにし、親子の属性を把握、日常の会話を大事にしてきました。和歌山県産の新しょうがをカフェのメインメニューにし(しょうがサークルを作りメニュー開発はママ達で行った)、講師業のできる母親たちによるイベントや、地域の人たちによるイベントを開催。ママ達がママ達のためにしているカフェとして口コミでひろがり、開業1カ月で200組を超える親子の登録がありました。講師業をしている人たちには、カフェをレンタルスペースとして貸出し、毎週2回は必ずイベントや講座を開催していていました。ママだけでなく地域の人を呼ぶことによって、社会とのつながりも少し感じられる場所にしてきました。

Q4:事業を始めて、最初の仕事について教えて下さい。

Q5:事業に関して相談する相手はいますか?(メンターやアドバイザーなどの存在)

開業当時はパートナーに相談していました。今はスタッフのみんなや、関わったことのある全ての人、この人と話をすれば何かみえてくるというのが頭の中でピンとひらめく方に、相談してますね。

Q6:家族の協力は?

息子の急な熱でのお迎えや、どうしても予定を変えられない時、基本実家の母にお願いしています。(どこで何をしていて終わりは何時、息子のご飯の有無は最低限伝えるようにしている)土日に仕事があることがわかっている時は、パートナーにお願いしている。

>家族と話し合ったこと、もめるけれど解決しておくべきこと

お金のこと。(開業資金)家のお金に手を出さないということ。子どもの送迎等の分担。

>家族でこれを話し合っておけば、もっとスムーズに事業が進んだと思うこと

仕事以外の、家族との将来像を考えていることを、パートナーには伝えきれなかった。ここまで何もかも順調にきたわけではなく、パートナーともっと向き合っていれば、家族も事業もスムーズにいっていたかなと、今では思いますね。

Q6:家族の協力は?

Q7:自己資金は幾らくらい準備しましたか?

200万+支援金200万(モノは知人からもらったり安く譲ってもらったりしました)

Q8: 今までどのようなお仕事をされてきたのか、教えて頂けますか?

短大を卒業後、地元のカーディーラーのショールームにて営業を担当。ショールームに来店されたお客様の対応や、カーライフの提案・見積作成・試乗のサポート等、商品とお客様とをつなぐ役目でしたね。

Q9:1日のスケジュールについて教えてください

お仕事のある1日…

Q9:1日のスケジュールについて教えてください

Q10:事業を継続するにあたり、必要と考える要素3つ教えて下さい

①見えてくる未来の自分に、正直に生きること

②仲間や回りの方々を巻き込むこと

③疑問を刺激にかえて未来を創造すること

 

Q11:これからの目標について教えてください

まずは和歌山の女性が自分らしく生き生きと働き続けていけるために、ホッピングのミッションとして形にしていく。基盤を作り、しっかりと地域に根付く団体になりたい。将来的にはママ支援という枠から次のステップへ、もっと多様な社会を目指した未来作りを考えている。

Q12:普段持ち歩いているカバンの中を見せてもらってもいいですか?

Q12:普段持ち歩いているカバンの中を見せてもらってもいいですか?

リップ。もちものではないですが、独り言やところかまわず口ずさむ歌と妄想(笑)

貫名さん、有り難うございました!!!

 

Mompreneurs Network Japan

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