Q1:事業を始めようと思ったきっかけは?
起業する前は、会社員として12年間美容インストラクターをしてました。国内海外共に出張が多い仕事で、月に半分以上自宅を空けることもありましたね。産休を1年取り、ほぼフルタイムで職場に復帰しましたが、産前と同じようには働くことは出来ず(気持ちがついていかなかった)自分へのフラストレーションが溜まり限界を感じていました。転職も考えましたが、業界的に朝夜遅く、そして出張が多かった為に転職を断念し、起業に至りました。
>どうしてその分野での事業を考えたのか?
会社員時代に培った経験を活かしたいと思ったからです。退職を決めた時、業界内の友人に相談したところ、その友人が大阪で立ち上げた美容スクールの東京校をやらないかと誘われ、現在のスクールをスタートしました。
>なぜ今の場所を選ばれましたか?
起業当初はレンタルスペースを使用して講座を行っていましたが、子どもが小学生になり、仕事と育児のバランスを見直し、自宅での開業を選びました。
Q2:事業を始めるに当たって、知識などはどのように集めましたか?
美容講師の資格は、専門のスクールに通って資格を取得し、経営面などは、その都度セミナーに行って情報を収集しています。
Q3:事業を始める事を決めてから実行するまでの間に、不安や葛藤はありましたか?
集客や収入面の不安はありました。
>その不安や葛藤をどのように乗り越えて来ましたか?
とにかく行動しました。手帳が白いと不安になるので、些細な案件でも動きましたよ。
>その背景にある出来事や、影響を与えられた人、物、本などはありますか?
会社員時代は、とにかく忙しくしていたので、暇が怖いという感覚があります。手帳が埋まっていないと不安だったので、とにかく働く場をつくることを心がけました。私が起業した当時は、起業ブームのような風潮がありましたので、女性起業家がたくさんいました。その中で『仕事』に対する考え方が、人によってそれぞれ違う事を痛感しました…。影響を受けるとは異なりますが、自分のスタンスを考えさせられる場面が多くありましたね。
Q4:事業を始めて、最初の仕事について教えて下さい。
初めは、一般の方を対象にした美容セミナーを行っていました。
>どのように契約(購買)に繋がったか?
ブログや「こくちーず」を利用して集客し、当日に講座代金をお支払い頂きました。
Q5:事業に関して相談する相手はいますか?(メンターやアドバイザーなどの存在)
最終的にはパートナーに相談していますね。
Q6:家族の協力は?
日常という意味では、子どもに何かあった時は、自分自身の母がみてくれています。
>家族と話し合ったこと、もめるけれど解決しておくべきこと
一番は子どもの事です。自分もパートナーも、どうしても外せない仕事がある場合、どちらがどのように母(義母)にお願いをするのか、母(義母)が来てくれた時にどう対応するかなど。
>家族でこれを話し合っておけば、もっとスムーズに事業が進んだと思うこと
事業への干渉や介入度。基本もっと関わって欲しいと思っていますが、今のところほぼナシです。
Q7:自己資金は幾らくらい準備しましたか?
100万程度でした。
Q8:今までどのようなお仕事をされてきたのか、教えて頂けますか?
会社員時代は、美容インストラクターをしながら、海外の化粧品や美容機器の買い付けなども行っていました。海外向けの製品を日本向けに仕様変更をし、日本市場へ物を卸す仕事をしていました。技術マニュアルの作成から製品カタログや業界紙へのPRなど、新製品販売へのディレクション全般をしていました。起業してからは、美容講師として活動し、個人スクール内で講座を開講しながら、企業インストラクターとして他社の商品紹介や指導も行っています。
Q9:1日のスケジュールについて教えてください
お仕事のある1日…
Q10:事業を継続するにあたり、必要と考える要素3つ教えて下さい
誠実さ 信用信頼 オリジナル性
Q11:これからの目標について教えてください
個人スクールの枠を超えていきたいですね。今までは、一人で事業を進めていましたが、やはりアイディアもマンパワーも限られてしまいます。今後はチームで動ける体制を作る事が目標です。その為には、業界内外問わずコラボレーションや出張講座のリクエストにも多様に対応していきたいですね。当スクールの技術は、東洋医学の考え方を応用したオリジナル技術なので、最終目標は海外に技術を輸出していきたいです!
Q12:普段持ち歩いているカバンの中を見せてもらってもいいですか?
マスク。職業柄もありますが、マスク依存症です(笑)。施術の際はマスクを必ずつける習慣があるのと、風邪予防のためです。
平賀さん、有り難うございました!!!