Q1:事業を始めようと思ったきっかけは?
11年前に、長男を自宅出産したことを機に自然と共生した暮らし、スローライフを目指すようになりました。出来るだけ自給自足の暮らしを…と試行錯誤をする中で、「大地から得た豊かさを、たくさんの方と分かち合いたい」と思ったことがきっかけですね。
>どうしてその分野での事業を考えたのか?
-以前住んでいた小諸市内の自宅で、近所のお母さんたち向けに、自分の子どもに作っていた「ナチュラルなおやつやごはん」のメニューをシェア&勉強会をしていたことが事業へ発展しました。
>なぜ今の場所を選ばれましたか?
-たまたま自分自身の両親が古民家(現在のお店)を購入。暫くは自分たちも使用しないから、古民家使ってカフェを経営したらどうか?と両親からの提案があり、今の場所で本格的にカフェをオープンさせることになりました。
Q2:事業を始めるに当たって、知識などはどのように集めましたか?
子育てをしながらナチュラルフードを独学で学んだり、有機農家さんで働いたり(種まき、収穫などから全て経験)、北軽井沢でオーガニックカフェの経営の手伝いをしながら、通信でナチュラルフードコーディネーターの資格を取りました。
Q3:事業を始める事を決めてから実行するまでの間に、不安や葛藤はありましたか?
はい。不安や葛藤はありましたね。 農業とお店、子育てとバランスよく出来るのだろうかという不安。 また自分のお料理がどの程度受け入れられるのか…という不安ですね。
>その不安や葛藤をどのように乗り越えて来ましたか?
-不安に思うことでも場数を踏んで『出来た』という自信に繋げ、そういうことをコツコツと積み重ねることで、自然と活動の幅が広がって行きました。
>その背景にある出来事や、影響を与えられた人、物、本などはありますか?
-家族やたくさんの友人の励ましの言葉ですね。
Q4:事業を始めて、最初の仕事について教えて下さい。
近所に住むお母さんたちを対象に「ナチュラルなおやつやごはん」などの勉強会を、5名位からスタートしました。
>どのように契約(購買)に繋がったか?
-はじめは口コミのみでしたが、雑誌やテレビで取材をして頂いたのを機に、徐々にお客様が増えて行きました。
Q5:事業に関して相談する相手はいますか?(メンターやアドバイザーなどの存在)
まずは夫に相談しますね。 必要な情報などは、なぜかその都度自然と色々なところから入ってきます!
Q6:家族の協力は?
お互いを支え合う意識で、自然と役割分担をしていますね。例えば、朝の開店準備で、私が仕込みをしていると、その他の必要な準備や掃除などをしてくれています。夢中になる私を見て…自然とサポートしてくれる家族にいつも感謝しています。
>家族と話し合ったこと、もめるけれど解決しておくべきこと
-あまりもめることはありませんが、夫も私も自営業。お互いのスケジュールを把握しておくことは大事です!カレンダーに色分けで予定を書くようにしておきますが、私はうっかりと書き忘れたり、見落としたりすることもしばしば…(汗)
>家族でこれを話し合っておけば、もっとスムーズに事業が進んだと思うこと
-すべて必要な流れで、必要なタイミングで進んでいるなぁと感じます。 子供の成長に伴い、働き方が変わってくるのも自然なので、まずは家族のペースや自分の時間を大切にするようにしています。結果それが一番スムーズに事が進むように感じています。
Q7:自己資金は幾らくらい準備しましたか?
お店を始めるのに、前々から少しづつ必要なものや好きなものを集めていました。 ある程度まとまった資金の用意というよりは、これが欲しいからその分の資金を貯めて、ということを繰り返していましたね。
Q8:今までどのようなお仕事をされてきたのか、教えて頂けますか?
15-20歳までシンガーでした。20代は、有機農家さんで働いたり、オーガニックカフェの経営をしてきました。カフェの経営は、最初はオーナーの手伝いから入り…最終的には、土日の昼間の時間帯は、自分自身でお店を経営させて頂く経験もしました。
Q9:1日のスケジュールについて教えてください
お仕事のある1日…
Q10:事業を継続するにあたり、必要と考える要素3つ教えて下さい
自分の感性にとことん従うこと 中心軸を保つこと とにかく自分を信じること
Q11:これからの目標について教えてください
自分のやれる範囲で活動の幅を広げつつ、農的暮らしやナチュラルフードの知恵をたくさんの方に繋げて、仲間を増やして行きたいですね! あとは昔シンガーだったこともあり、もう一度、自分で曲を作って歌う活動をしたいなぁ~と思っています♪
Q12:普段から持ち歩いているものはありますか?
日中は、いつでも畑に出られるようにサングラス・帽子・日焼け止め・つなぎ・長靴などを車に乗せておき、時間が出来ればすぐに野良仕事をしているそうです。取材日のカバンの中は、お財布、携帯、化粧ポーチ、その日のメッセージをくれる『心の扉をひらく』という本や、お店のチラシなどが入っていました。
堀江さん、有り難うございました!!!