Q1:事業を始めようと思ったきっかけは?
佐久市にある夫の実家に帰省をした際、ルヴァン(長野県上田市)に立ち寄りランチをしました。「こういうパンであったら、自分でも作りたい」と思った事がきっかけで、パン作りを目指すことに。ルヴァンのオーナーに自分自身の想いを手紙にして送ったところ、2ヶ月間の研修をしてくださることに。3.11の大震災がきっかけで、背中を押され、研修を終えると新島に戻り、すぐパン屋を開業しました。
>なぜ今の場所を選ばれましたか?
芸術むら公園の支配人との出会いと、自分自身の自宅から近い場所であったこと。また、数年間稼働していない建物であったが、自然環境・立地条件の良い公園内であったこと。
Q2:事業を始めるに当たって、知識などはどのように集めましたか?
新島にて3年間パン屋を経営していました。また、管理栄養士の仕事を10年以上していたため、食の仕事に抵抗がありませんでした。平日に以前から続けている仕事の、「北御牧村味の研究会」や「郷づくり協議会」など地域活動の中に入っていき、地域の情報も集めました。
Q3:事業を始める事を決めてから実行するまでの間に、不安や葛藤はありましたか?
もちろんありました。絶えずあります。
>その不安や葛藤をどのように乗り越えて来ましたか?
まず、自分がやりたいことをなるべく多くの人に語りました。その結果、その中から協力してくれる人が現れました。「自分の前に現れる課題は、必ず乗り越えられるものしか現れない」と信じていることが大事だと思いますし、たくさんの人に協力してもらい、応援してもらっている…その人たちの顔を思い出し、時には対話することで力をもらっています。パートナーに話すことで、頭を整理し、同意してもらうことで、前に進めてきましたね。
Q4:事業を始めて、最初の仕事について教えて下さい。
「道の駅」などへの パンの卸販売(現在も継続中)
Q5:事業に関して相談する相手はいますか?
パートナー
Q6:家族の協力は?
土・日は、パン製造とCafé営業のため、家事全般を家族に協力してもらっています。家事のやり方で、私がつい口出ししてしまい、パートナーや子供たちのやる気を削いでしまうこともありますが、感謝を伝える努力も大事だと思いますね。
Q7:自己資金は幾らくらい準備しましたか?
300万円です。
Q8:今までどのようなお仕事をされてきたのか、教えて頂けますか?
管理栄養士(病院3年・保育園10年)、商工会リエゾンコーディネーター*(新島で3年)*既存のものや人をつなげていくこと、結びつけることで地域活性化を図る仕事を、「食」をメインとしたコーディネートをし、新メニューを作ったりしていた。
Q9: 1日のスケジュールについて教えてください
お仕事のある1日…
Q10:事業を継続するにあたり、必要と考える要素3つ教えて下さい
目的 目標 仲間(協力者)
Q11:これからの目標について教えてください
「芸術むら公園」が多くの人の憩いの場、コミュニティの場となっていけるよう…「まる屋」をより魅力的な空間にし、人を呼び込めるイベントを行うこと。「まる屋」の周りにある芝広場が、多くの人に活用されるよう仕掛けていくことです。
Q12:普段持ち歩いているカバンの中を見せてもらってもいいですか?
普段からあまりモノを持ち歩かないそうですが、ドイツ研修で購入したポプリは常備品だそうです。
小林さん、有り難うございました!!!