Q1: 事業を始めようと思ったきっかけは?
夫とともにフレンチレストランで独立開業したことから、ホスピタリティや立ち居振る舞いについて深く学ぶようになりました。ブログで学んだことや思いを毎日発信していたところ、読者さんから思いがけずセミナー講師の依頼をいただいたことが、講師デビューのきっかけです。いずれは講師業をしたいと思いつつ、一歩を踏み出せずにいた私の背中をドンと押してもらったことで、スタートを切れました。
Q2: 事業を始めるに当たって、知識などはどのように集めましたか?
これまでの仕事で得てきた経験にプラスして、礼法(礼儀作法)の教室に4年ほど通いました。これが今の所作・礼儀作法の知識の土台となっています。その後、姿勢に特化した講習を受講したり、敬語をより深く正確に教えるために大学院の公開講座を受講するなどして知識を深めています。話し方のセミナーなどにも通いつつ、教え方などは日々試行錯誤を繰り返しています。
Q3: 事業を始める事を決めてから実行するまでの間に、不安や葛藤はありましたか?
最初はほとんどノーリスクでスタートしたので不安はありませんでしたが、物件を借りて教室を構えた時は、家賃をちゃんと払い続けられるだろうか…と不安になりました。でも、いざとなればパートで働きながらでもできるんだからと、あまり深刻に考えないようにしていました。
Q4: 事業を始めて、最初の仕事について教えて下さい
見切り発車でHPを立ち上げたところ、2週間ほどで最初の生徒さんのお申し込みをいただきました。特に何の宣伝もしていなかったため、半年くらいは反応がないだろうと想定しており、その間にゆっくり教室の準備をしようと考えていました。しかし有難いことに想定外の早さでお申し込みを頂いたので、かなり慌てて急ピッチで準備をし、どうにか最初のレッスンを無事に行うことができました。
Q5: 事業に関して相談する相手はいますか?(メンターやアドバイザーなどの存在)
独立している友人に話を聞いてもらったり、あとは娘に仕事のことをよく相談しています。娘は良きアドバイザーになってくれています。
Q6: 家族の協力は?
最初の教室は、父に頼みこんで事務所の一画を間借りしてスタートさせてもらいました。その後、今の教室の物件を借りる際は、義父が保証人になってくれました。娘が小さかった時は、熱を出すたびに母や義母が1時間半かけて面倒を見に来てくれましたし、夫も休みの日の夕飯の支度や、娘の世話をしてくれていました。そして一番協力してくれたのは娘です。小学生のころから家事を手伝ってくれたり、カリキュラム作りのために生徒役をお願いしたり、物理的にも精神的にも支えてくれました。改めて、家族全員に助けられていると実感しました。
Q7: 自己資金は幾らくらい準備しましたか?
100万円程度
Q8: 今までどのようなお仕事をされてきたのか、教えて頂けますか?
ホテルのフロント業務、百貨店販売員、システムエンジニア、シドニーにある日本料理店のレセプション、レストラン経営
Q9: 1日のスケジュールについて教えてください
ある1日のスケジュール
Q10:事業を継続するにあたり、必要と考える要素3つ教えて下さい
向上心をもつこと
初心に帰ること
頑張りすぎないこと
Q11: これからの目標について教えてください
まずは出版が目標です。 そして、ずっと一人で教室を運営してきましたが、今後は少しずつ事業規模を広げていきたいと考えています。
Q12: 普段持ち歩いているカバンの中を見せてもらってもいいですか?
喋る仕事なのに喉が弱いので、のど飴は必需品。 空いた時間に読めるように本も一冊常備しています。
畠山さん、ありがとうございました!!!