内海 裕子2016/8/3

#067 NPO法人代表|Mompreneur®Profile
「これから事業をやりたいけれど、私ママだけどできる……?」
「子育てと仕事の両立って本当にできる……?」
「家族やパートナーの理解を得るには……?」
そんな疑問や不安を抱える女性のために、子育てをしながら事業(会社経営、個人事業、フリーランスなど)をする
=「ママプレナー®」の方々の、リアルなお話を伺いました!
Q1 : 事業を始めようと思ったきっかけは?
Q2: 事業を始めるに当たって、知識などはどのように集めましたか?
Q3: 事業を始める事を決めてから実行するまでの間に、不安や葛藤はありましたか?
Q4: 事業を始めて、最初の仕事について教えて下さい
Q5: 事業に関して相談する相手はいますか?(メンターやアドバイザーなどの存在)
Q6: 家族の協力は?
Q7: 自己資金は幾らくらい準備しましたか?
Q8: 今までどのようなお仕事をされてきたのか、教えて頂けますか?
Q9: 1日のスケジュールについて教えてください
Q10:事業を継続するにあたり、必要と考える要素3つ教えて下さい
Q11: これからの目標について教えてください
Q12: 普段持ち歩いているカバンの中を見せてもらってもいいですか?
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Profile
石山恭子 (Kyoko Ishiyama)
年代:40代/ご出身:栃木県宇都宮市/お住まい:東京都世田谷区/家族構成:夫、息子(14歳)/家事・育児のサポーター:なし/事業内容:子育て支援/所在地:東京都世田谷区 /事業年数:17年(事業に関わって14年、代表になってから11年)/社員とアルバイトの人数:社員1名、非常勤スタッフ20名
NPO法人子育て支援グループamigo理事長。世田谷区地域子育て支援コーディネーター。社)「母と子のウェルネス研究会」認定アユドゥーラウエルネスアドバイザー。保育士。2004年より事業に関わり、2007年より子育て支援グル―プamigo代表となる。2018年現在、世田谷区で「おでかけひろば」2か所、「利用者支援事」、「産前産後のセルフケア講座」等を20名のスタッフと共に運営している。近隣地域においても、乳幼児を持つ親向けの講座等に出向き、年間のべ10,000組以上の親子と関わっている。
息子を出産したときに、子育てや自分の暮らしに戸惑いを感じていました。その時に、amigoの活動やコミュニティに助けられ、子連れボランティアとして活動に関わったことがきっかけで、地域子育て支援に携わることになりました。夫の単身赴任や、時代の流れを受けて仕事として営むようになりました。
「子育て支援」という分野が活発に動き始めた時だったので、医療(産前産後)、行政、福祉、保育、地域コミュニティに関する分野のあらゆる勉強会に参加することができました。個人的には産前産後のボディケアに関心が高かったので、「マドレボニータ」で勉強し始めて、結果的には自分自身でプログラムやネットワークを作った流れがあります。
事業を始めたことによるものか分かりませんが、子育てや家族との関係のなかで、不安や葛藤はたくさんありました。私の場合は、自分の不安や葛藤を事業に反映したり、仲間と活動を展開していくことが、自分の中の不安や葛藤を越えることに繋がったと感じています。今はやっていませんが、ベリーダンスを習っていたのは、自己理解と表現になっていました。今もセラピーや占星術のセッションを受けたり、ヨガや瞑想もします。頭で考えすぎず、身体(精神も含め)の全体性を感じることが大切だと思っています。
右も左も分からないまま応募した「子ども未来財団」の助成金事業。 「子育て支援者にとって大切なこと」という内容で、連続講座を開催しました。企画立案、予算、決算、成果物作成などは意味が分からないままやりました。今はストレスなくできるようになり、一緒にやってくれるメンバーがものすごく増えました。
10年ちょっと活動していますが、その頃一緒に走っていたメンバーは、同じ景色を知っている仲間という感覚があります。ママプレナーズにも登場していた、polarisの市川望美ちゃんとかもそうです。みんなそれぞれの強みを生かしたフィールドにいます。
事業に関わるようになった頃、夫が海外に単身赴任をしていて、事が進んでしまいました。夫としては「妻がいつのまにか、ものすごく働いている」ことを理解することが難しかったみたいです。話し合えば良かったのかと言われると、話すほどに考え方の相違が分かってしまったような気もします。「たら、れば」はちょっと分かりません。子どもが小さい時は、実母や義母、保育園仲間からの協力を受けていました。
事業のために準備したお金はありませんが、保育園に入る前の子どもの一時預かりや自分の勉強のために、出産前に働いていたころの貯金は、いつの間にか消えていました。
日系の航空会社で6年間、客室乗務員の仕事をしていました。
ある1日のスケジュール
体力、仲間、事業に対するパッション
子育て支援のみならず、“全ての人がその人らしい暮らしが営める社会”になるための、営みを仕事にしたい。
携帯電話
石山さん、ありがとうございました!!!
Writer
Mompreneurs 編集部
Mompreneurs 編集部です。
Coming soon.