内海 裕子2016/8/3

#061 セラピスト|Mompreneur®Profile
「これから事業をやりたいけれど、私ママだけどできる……?」
「子育てと仕事の両立って本当にできる……?」
「家族やパートナーの理解を得るには……?」
そんな疑問や不安を抱える女性のために、子育てをしながら事業(会社経営、個人事業、フリーランスなど)をする
=「ママプレナー®」の方々の、リアルなお話を伺いました!
Q1 : 事業を始めようと思ったきっかけは?
Q2: 事業を始めるに当たって、知識などはどのように集めましたか?
Q3: 事業を始める事を決めてから実行するまでの間に、不安や葛藤はありましたか?
Q4: 事業を始めて、最初の仕事について教えて下さい
Q5: 事業に関して相談する相手はいますか?(メンターやアドバイザーなどの存在)
Q6: 家族の協力は?
Q7: 自己資金は幾らくらい準備しましたか?
Q8: 今までどのようなお仕事をされてきたのか、教えて頂けますか?
Q9: 1日のスケジュールについて教えてください
Q10:事業を継続するにあたり、必要と考える要素3つ教えて下さい
Q11: これからの目標について教えてください
Q12: 普段持ち歩いているカバンの中を見せてもらってもいいですか?
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Profile
宮本佳世子(Kayoko Miyamoto)
年代:40代/ご出身:長崎県五島市/現在のお住まい:神奈川県鎌倉市/家族構成:夫、長女(10歳)/家事・育児のサポーター:夫・夫の母(近くに住んでいる)/事業内容:トリートメントサロン&スクール/会社(店舗)所在地:神奈川県鎌倉市/事業年数:6年/社員とアルバイトの人数:0名
美容外科、トリートメントサロン勤務、ドクターズコスメ・メディカル機器メーカー勤務を経て、出産を期に2012年に自宅サロンから開業。 「人は治るのか?」をテーマに、解剖生理学、東洋医学、心理学、精神学、自然療法と探求・実践に取り組む。 サロン・スクールでは、宮本流「深部デトックスリンパトリートメント」にて、内外調和を提供している。
ずっと同じ業界で働きながら、考えていた“自分の納得できるサービス”をカタチにしました。なぜ今の場所かというと、娘を第一優先と考えていたので、生活拠点と同じ地域内で決めました。
とにかく参考になりそうな本を、たくさん読みました。セミナーなども受講したこともあります。その時に私が大事にしていたのは、単に聞いてモノマネをするのではなく、「インプットと同時にアウトプットを考えること」をしました。「自分の場合だったら?」を考え、収集した知識に編集を加えて受け取るようにし、実行に移していました。
もちろんありました。私の場合は、大きく展開することは最初から考えていなかったので、起業と同時に、事業開始でした。実行の中で当然ですが、なかなかうまく行かずに不安になったりすることもありました。ですが、「どうして自分はこれがやりたいのか?」と自分に聞くと……「やるしかない!!」という想いに、戻る事ができました。「他の人にもできているんだから、私にだってできる!」と、自分自身を信じました。とはいえ、手探りで進んでいったのですが、とにかく諦めたくなかったんです。
私の場合はサロンが先だったので、お客様からの予約が最初の仕事です。チラシをつくってポスティングをしたり、友人へ紹介カードを渡したり……カフェなどにチラシを置いてもらうようにお願いをしたり、色々とやりました。一番最初の仕事は、Webからのご予約でした。その後はお客様からの紹介だったり、セラピストさんから技術を教えて欲しいとの依頼が来たりと、私の力というよりも皆さんがそうせざるを得ない状況を、常に作ってくださっているという状況です。本当にありがたいです。感謝しかないです。
特に決まったメンターも、アドバイザーもおりません。様々な方のお話を、聞かせて頂いています。
最初は、起業に大賛成ではなかったんですよ……。そこで、私が起業するにあたって(仕事の仕方)希望する条件みたいなものを、提示してもらう事から始めました。提示された条件で可能なものは受け入れ、無理なものについては私の想いを丁寧に伝え、家族が納得できるようなカタチを、つくっていきました。今では、パートナーが休みの日には、食事の準備をしてくれますね。Webに関することはお願いするとやってくれますし、法関係の調べものなど、情報提供もしてくれもしますし、アドバイスもくれます。パートナーは一番のビジネスパートナーでもあります。大切なのは、家族の想いを大事にすること、そして自分の想いも、家族に丁寧に伝えることかと思います。
資金もコネもなく、「ゼロ」からのスタートです。
クリニック、サロン、メディカル向けメーカーでの施術スタッフやインストラクターとして、仕事をしてきました。サロン立ち上げにも、携わった経験もあります。
ある1日のスケジュール
・自分の想いを大切にすること
・正直であること
・感謝を忘れないこと
私は規模を大きくしたいという目標なく、自分をもっともっと磨いて、お役にたてるようになりたいです。
気付きやアイデアを殴り書きできるようにノートは持ち歩いています。スマホ(気に留まったものは写真に収めるようにしています)
宮本さん、ありがとうございました!!!
Writer
Mompreneurs 編集部
Mompreneurs 編集部です。
Coming soon.