Q1:事業を始めようと思ったきっかけは?
結婚当時、料理が得意でないので、可愛いエプロンでもあればと思いデザインを開始しました。当時は日本製の可愛いエプロンがなく、それなら私が作ろうと思い立ち、工場で生産をスタートしました。
>なぜ今の場所を選ばれましたか?
当時は自宅の一室から始め、その後POPUP的に銀座→青山→代官山と転々とし、子育てと仕事を効率良く行うために、生活圏内である表参道(青山)にアトリエを持ちました。
Q2:事業を始めるに当たって、知識などはどのように集めましたか?
経験のない分野でしたので、調べながらトライアンドエラー、また一緒に創業した妹に(アパレル出身)ものづくり面でのアドバイスを貰いながらです。
Q3:事業を始める事を決めてから実行するまでの間に、不安や葛藤はありましたか?
ありませんでした。世の中に必要とされる確信がありました。
>その不安や葛藤をどのように乗り越えて来ましたか?
ゼロからの積み上げ、客観的に見たら不可能な理由しか見当たりませんが、絶対に突破口があると疑わなかったこと。「自分がやるべきことなら、必ず道は開ける」と信じることで、乗り越えてきましたね。
>その背景にある出来事や、影響を与えられた人、物、本などはありますか?
人生を家族・人・世のために生かしなさいと教えてくれる、またそれを実践して生きている両親。夢を純粋に応援してくれるパートナー。
Q4:事業を始めて、最初の仕事について教えて下さい。
しばらくは通販でのB2Cのみでした。ローンチ日を決めて場所を抑え、それに間に合わせるためにモノを作り、販売のシステムをつくり、広報…と動き始めました。最初は友人・知人を中心にファーストモデルを完売、それぞれの皆様が、mixiやブログなどで拡散して下さり、広がっていきました。
>どのように契約(購買)に繋がったか?
友人のご祝儀的な購買だったと思います。(笑)ブランド創業の道のりを、カウントダウン方式で、ブログでつまびらかにしていました。当時まだ少なかった主婦起業に興味を持ち、応援してくださる方がお買い求め頂いたという経緯です。
Q5:事業に関して相談する相手はいますか?(メンターやアドバイザーなどの存在)
パートナー、女性経営者の友人
Q6 :家族の協力は?
全面的に大協力!してもらっています。
>家族と話し合ったこと、もめるけれど解決しておくべきこと
「やるなら、絶対利益を出して、家族に還元してね!」とパートナーに言われ続けて、法人化してから、ようやく実現できました!
>家族でこれを話し合っておけば、もっとスムーズに事業が進んだと思うこと
つどつどですね。長女の時はパートナーが子育てへの関わりが少なく、その後学び合って、それが次女に生きていて…その時その時の最善で進めてきましたね。
Q7:自己資金は幾らくらい準備しましたか?
貯金していた30万円のみ。(笑)あとはパートナーにお借りしました。創業にかかる費用、80万円くらいだったかと思います。
Q8: 今までどのようなお仕事をされてきたのか、教えて頂けますか?
プロ野球球団ソフトバンク(当時ダイエー)ホークスで専属ダンシングチームに所属、レッスンや試合の合間を縫って、事務やコールセンターのアルバイト。退団後は派遣社員として、一部上場企業九州支社の受付に。受付の仕事だけではなく、総務の仕事も積極的に引き受け、その姿勢を買っていただき、東京本社の事業部の広報担当として配属されました。
Q9: 1日のスケジュールについて教えてください
仕事のある1日…
Q10:事業を継続するにあたり、必要と考える要素3つ教えて下さい
エレグランス3宝「お客様」「取り組み先様」「スタッフ」常に感謝
世の中の役に立てると確信があり、信念を貫けることのみを仕事とする
粗利の確保
Q11:これからの目標について教えてください
・さまざまなテイストのエプロンのご提案を広げ、ご家庭のエプロンでシェアNO1
・企業、店舗様の制服エプロンの受注を拡大、おもてなしの心をエプロンで表現する文化を確立
・シルク製ベビー用品のリーディングカンパニーとして、世界各国に向けて販路を拡大
・シルク製インナーを、下着のスタンダードにすべく商品開発、原価調整など引き続き努力する
Q12: 普段持ち歩いているカバンの中を見せてもらってもいいですか?
携帯、パソコン、通帳、抱えている案件の資料一式、名刺、万年筆、シャープペン、レターセット、裁縫道具、長女の小学校の通行証笑(PTAなので)
加藤さん、有り難うございました!!!